47都道府県の中でもとりわけ個性が強く、ある意味特別な存在ともいえる大阪。良くも悪くもイメージが定着しきった感があるこの地で、果たして新たな魅力を発見できるのか?まだ見ぬ大阪を求めて、視察の旅が始まります。

まず一行が向かった先は、万博記念公園。'70大阪万博が開催された時、MJは中学生、安齋さんは高校生でした。京都から会場に足を運んだMJにとっては懐かしい思い出の場所。
「外人がいっぱいいるだけでも大興奮でさ、そのへんを歩いてる普通の外人に、『サイン、プリーズ!サイン、プリーズ!』って貰いまくったんだよね」
戦後最大のイベントは、当時の子供たちにとってとてつもない衝撃だったようです。MJは「大阪が首都になる!」と本気で思いこんでいたとか。
そして安齋さんは万博未体験。太陽の塔の実物を見るのも初めてとあって、いたく感動された様子。
「いや〜、おっきいねぇ〜!」
「そこかい!普通デザインとか言うでしょ!」
芸術家の安齋さん、そのサイズから何かインスピレーションを得たようです。いつか巨大なホャホャラーでも作るんでしょうか。それにしても太郎さんは本当にスゴイものを残してくれました。「やっぱり最高にカッコイイね!」と、二人とも改めて大絶賛。

続いて一行は万博ミュージアムを訪れ、懐かしい万博グッズを見せて頂きます。こちらは館長の白井さんが自宅に作ったミュージアム。ヒシヒシと伝わってくる万博への愛情と、なんともいえない手作り感がたまりません。中でもご自慢はホステスさんの制服コレクション。いま見てもカッコイイと思えるデザインの素晴らしさに、一同思わず感心。
その後はカップヌードル発明記念館で「マイカップヌードル」作りに挑戦、梅田スカイビルの空中庭園展望台ではマスコット「そらら」のメダリオンをゲット。着ぐるみとの記念撮影も果たし、大満足の1日でした。
勝手に観光協会・東京都編
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視察2日目は都会を離れ、まずは平野市の全興寺へ。久々の地獄巡りに恐怖する二人、選択式の「極楽度・地獄度チェック」では当然のように「地獄行き」との診断。そろそろ覚悟を決めたほうがよさそうです。
さらに南へ向かうと、富田林には城山オレンヂ園なるスポットが。こちらは園内にあるものすべてが「山のおやじ」の手作りという、ハートフルなアミューズメントパーク。「地獄のアスレチック」に始まり、「エアーソフトガン」「ザリガニ釣り」など、巷で流行りのテーマパークとは比較にもならないような、ささやかでかわいらしいアトラクションしかありません。しかしいざやってみると、これが実に楽しい!「遊び」の原点を再発見し、思わず童心に帰ってはしゃぐ二人でした。

そして一行は、最後の視察地・磐船神社へ。ただならぬ雰囲気に、MJも何かを感じ取った様子。
「メット仕事か!」
正解です。こちらは古くから神道や修験道の修行の場であった「岩窟めぐり」を体験できる神社。多数の巨石が形作る狭い穴をくぐり抜けるコースは、人並みの体力と人並み以上の根気が必要です。(※昔のままの姿を保つため最低限の安全措置しか施されておらず、雨天時は拝観できません)
とっても不安げなオヤジコンビ、渋々白衣を着用し、わらじに履き替え、マイヘルをかぶって岩窟に突入します。
「うわっ、すべるよ!」
「これは危ないだろ!」
前日の雨の影響で岩肌はヌルヌル、足を滑らせたら大ケガしかねません。恐る恐る先へ進むと、一行を待ち受けていたのは人ひとり通り抜けるのがやっとという極狭ゾーン。ちょいメタボなオヤジのお腹がスッポリとハマり、なかなか抜けられない!
「いたたたっ!」
「これはもう、無理です!」
絶叫と弱音が飛び交う中、数分かけてようやく難所を抜けた二人。
「これもう産まれ出た感じだね」
「生まれ変わったんじゃない?オレたち」
と、喜んだのもつかの間、お尻に妙な冷たさを感じ見てみると、ズボンはドロドロで悲惨な状態に・・・。
「うわぁ、汚れたよぉ!ちっちゃい頃から服なんて汚したことないのにぃ!」
大事に育てられた一人っ子MJ、本当に泣きそうです。
その後もいくつものデンジャラスゾーンを、泣きベソをかきつつなんとかクリアした一行。出口へ着いた時には、真っ白だった白衣もまるでボロ雑巾のよう・・・。
「これは鍾乳洞よりきついよ」
「大阪まで来て、こんな目に遭うとは思わなかったね・・・」

足腰フラフラになりながら、なんとかこの日のお宿・伏尾温泉「不死王閣」へたどり着いた一行。温泉で疲れ果てた体を癒し、夕食を頂いて、ようやく一息つきます。
「大阪に来たとは思えない疲れ方だね」
「大阪にもこんなアドベンチャーがあったんだなぁ〜」

ひと味違った大阪の一面を、身をもって体験した一行。リョカ録を終えた頃には体力も限界、あっという間に眠りについたのでした。