大分県を訪れた一行がまずやってきたのは「鯛生金山」。日韓W杯の際に、カメルーン代表の合宿地となったことで有名な中津江村にある金山跡です。到着が大幅に遅れたカメルーン代表の選手たちを、午前3時にもかかわらずたくさんの村人が出迎えたシーンは、みなさんも覚えているはず。今も施設内にはカメルーン関連グッズが大量にあり、当時展示していたカメルーン製の置物が、ずいぶんお手ごろな価格で販売されていました(安齋さんも購入)。
メインである金山のほうも、高島屋からやってきたような洋風マネキンの作業着姿がかなりイイ感じ。ここはオススメです。

次に一行は日本一高い吊り橋・九重"夢"大吊橋を視察(MJの強い希望により渡ることは断念)、さらに宇佐へと向かいます。宇佐はローマ字で書くと「USA」、街の標識のローマ字表記もすべて「USA」。目に映る景色とのギャップがすごいです。宇佐市の入口には当然のように「WELCOME YOU USA」と書かれた大きな看板。ん?WELCOME YOU・・・?
まあ細かいことは気にせず、全国にある八幡様の総本宮・宇佐神宮を視察。ここはとにかく広く、しかもそんなに広いのにキッチリ掃除が行き届いており、あまりにきれいで驚くばかりでした。こうして1日目の視察が終了。

視察2日目。
「地獄は本当にあるんだろうか?」
数年前から気になりだしたという安齋さん。さすがに天国には行けないだろうと自覚しているようです。まだまだ元気に働いてもらわないと困りますが、とりあえずその答えだけは知っておきたいということで、一行は別府へ。
これまでにもさまざまな土地で地獄めぐり体験をしてきた一行ですが、別府の地獄はちょっとわけがちがいます。なにしろここは千年以上前から噴気や熱泥が噴き出し、人々に恐れられてきた"リアル"地獄。有名観光地らしくエンターテイメントに仕立ててあるものの、一歩足を滑らせたらあの世行きという"恐怖"はついてまわります。

八大地獄からなる"別府地獄めぐり"、手始めに向かったのは「海地獄」。約千二百年前にできたというコバルトブルーの神秘的な池ですが、モクモクと湯気が立ちこめるその水温は98℃。うかつには近寄れません。
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「昨今の若者の温泉ブームとは、一線を画しますよ」
「この温泉は入れないからね」
しかし売店をのぞいてみると、とても地獄とは思えぬいい匂いが・・・。温泉熱で作った「温泉たまご」に「極楽饅頭」、さらには「地獄蒸し焼きプリン」まで飛び出しては、お腹のペコが反応せざるをえません。さっそく温泉たまごをペロリ。
続いて「鬼石坊主地獄」では、坊主頭のように丸く沸き上がる泥を観賞。そして山のいたるところから噴気が上がる「山地獄」、かつて地獄の湯気でお供飯を炊いたという「かまど地獄」と見て回ります。
「とりあえずどこも暑いね」
「過ごしやすいっちゃ、過ごしやすいけどね」
温泉たまごを頬張りつつ、のんきに地獄の淵をのぞくオヤジ二人。ずいぶん余裕があるようです。

後半はまず「鬼山地獄」へ。こちらは温泉熱を利用してワニを飼育しており、その数なんと100頭。傍らでは温泉熱でふかしたトウモロコシが販売中で、ここでもオヤジのお腹がグゥと鳴ります。
「白池地獄」では、温泉熱を利用して飼育している世界最大の淡水魚「ピラルク」を見学(とにかく温泉熱を利用してできることは何でもやっている模様)。
さらにトウモロコシにかぶりつきながら「血の池地獄」へ。ここは日本最古の天然地獄で、真っ赤な粘土が煮えたぎり、噴気までが赤く染まっています。ここの粘土で作った『血の池軟膏』は皮膚病によく効くと昔から人気だとか。
「なんか至れり尽くせりじゃない?」
「わりと住みやすい地獄ばかりだよね」
そして最後に訪れたのは「龍巻地獄」。一定の間隔で噴き上げる間欠泉を見ようと、オーディエンスがギッシリ。プシューッ!と勢いよく熱湯が吹き出すと、「おぉ」と声が上がります。
「こういう瞬間が気持ちいいらしいね」
「何のこと言ってんの?」
そんなこんなで地獄めぐりを制覇した一行。安齋さん、答えは出ましたか?
「それはともかく、おれたちちょっと食べ過ぎでしょ」
「これじゃ旅館の夕食が入らないよ。ちょっと歩きません?」
「結局、一番怖いのはメタボリック地獄だね」
・・だそうです。

地獄を見て、己の生きる道を省みるのが"地獄めぐり"。普段から生きている中でいろいろ地獄を見てますもんね。というわけで別府温泉は「ホテル白菊」へ到着した一行。豊後牛や関サバなど豪勢なお食事をしっかりたいらげ、さっそくリョカ録開始です。
「地獄=HELL、HELLといえばメタルだよね」
思いついたらやるしかない、ギタレレとオカリナによるメタル演奏が繰り広げられました。珍しく一発OKが出て(テンションが持たないというハナシも)、気分良く露天風呂へ。別府温泉は湧出量日本一、特にここのお湯はホントに最高でした!
それでは心して聴いてください。勝手に観光協会meetsメタル!
♪「地獄のエステティシャン」