「越前蟹に関するご案内」――福井の宿から届いた一通の便り。8ページにわたって綴られていたのは、冬の味覚の王様『越前がに』の詳細なプロフィールでした。一流芸能人でも、これほどのプロフィールは作れるもんじゃありません。一読したが最後、頭の中はもうカニでいっぱい。福井県の視察が決定!

 11月某日、「かに解禁」の知らせが届くやいなや、さっそく福井県へやってきた一行。動機はカニ、ゴールもカニ、本来の目的を忘れ、食欲の塊と化した勝手に観光協会号。なんだかもう安齋さんの顔すらカニに見えてきます。ここはひとつ頭を冷やさねばと、まずは東尋坊の崖っぷちへ。

 崖といえばみうらさんですが、本当は高所恐怖症で断崖絶壁なんて大の苦手。柵が無くまさに崖っぷちまで挑戦できる東尋坊、ギリギリまで行ってスリルを味わうのが醍醐味ですが、「危ないよ!」「やめときなよ!」とみんなを必死で止めるみうらさん。人が崖っぷちに立ってるのを見てるだけでも怖いんだとか。

 その後は越前がにミュージアムでカニの全てを学習。
 「知ってから、食う」
 なんでも調理された状態で手に入れ、お手軽に消費してしまう現代人。何か大切なことを忘れちゃいませんか?というわけで一行もすっかりカニ博士に。でもカニの甲羅についてる黒いつぶつぶが、「カニビル」というヒルの卵だなんて、知りたくなかったかも…。

 視察2日目もはやる気持ちをおさえ、まずは恐竜博物館へ。かつて大陸とつながっていた福井県は、恐竜の化石が多く発掘されることで有名。巨大化石標本やリアルな動きの恐竜の模型に、思わず子供のように興奮。
「おれたちもこうやって残って、何億年か後に発掘してもらおう」
壮大な決意を語るMJ&AH。夜の肉食獣として展示されるのでしょうか。

 冒険心をくすぐられた一行は、続いてアドベンチャーランド中竜(なかたつ)に到着。おなじみの鉱山見学ですが、ここは余所とはひと味ちがいます。「中竜マイン号」なるバスに乗り込み、狭い坑道内をグングン疾走。地底深くに辿り着くと、そこには果てしなく続きそうな広大な空間が。当時採掘に使用されていた巨大なマシーンがいくつも並び、まるで戦隊モノの秘密基地のよう。スケールのでかさに、一同圧倒されっぱなしでした。

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 思う存分アドベンチャーを楽しんだ一行は、芦原温泉「あわらの宿八木」へ。いよいよカニ料理のフルコースとご対面です。福井県ではオスを「越前がに」、メスを「せいこがに」と呼び、それぞれ違った味が楽しめます。越前がにのギュウギュウに詰まった身を吸い出し、とろけるようなミソをすすったかと思えば、濃厚な味わいのせいこがにの内子(体内の卵)にしゃぶりつく。カニ刺し、焼きガニ、カニ寿司からカニ雑炊まで、ぞくぞく出てくるご馳走の数々に、一行まさに至福の時! もう一生食べなくてもいい、というくらい大満足のカニづくしでした。

 そしてカニの余韻に浸りながら、気持ち良くリョカ録開始。当然歌の中にもカニが散りばめられてます。♪「アドベンチャー越前」、聴いてください!
 
             
 
 
 
◆東尋坊
〒913-0063
福井県坂井郡三国町東尋坊
〒0776-82-3111(三国町商工観光課)

国の天然記念物にも指定されている、北陸屈指の景勝地。1kmにわたり断崖絶壁が広がる。崖といえばみうらさんですが、さすがにここはコワイらしい。写真でもなんとなく腰が引けてます。

  ◆東尋坊タワー
〒913-0063
福井県坂井郡三国町東尋坊
TEL 0776-81-3700

海抜100メートル、地上55メートルからの眺望を楽しめるタワー。名だたるタワーが名を連ねる"全日本タワー協議会"に加盟。
昭和の風情が残る、どこか懐かしいタワーでした。
  ◆永平寺
〒910-1228
福井県吉田郡永平寺町志比5-15
TEL 0776-63-3102

約750年前(1244年)、道元禅師によって開創された曹洞宗の本山。10万坪の広大な敷地を老杉に囲まれ、70余棟の殿堂楼閣が建ち並ぶ。さすがの我々も、その荘厳なたたずまいに思わず背筋がピン!
  ◆アドベンチャーランド中竜
〒912-0216
福井県大野市上大納38-8
TEL 0779-78-2210

今から約750年前に発見され、昭和62年に閉山された中竜鉱山。専用シャトルバス"中竜マイン号"に乗り込み、その内部を見学できる。縦横無尽に掘り進められた鉱山は、まるで巨大地下基地のよう。探検気分を楽しめました。

 
 
 
◆越前がにミュージアム
〒916-0422
福井県丹生郡越前町厨71-324-1
TEL 0778-37-2626

「食べる前に、まずカニのことをよく知らなければ」ということで、越前ガニのすべてを紹介する博物館。巨大ジオラマや海中シアター、越前町の海の幸を購入することができる市場やお土産コーナーもあります。
  ◆福井県立恐竜博物館
〒911-8601
福井県勝山市村岡町寺尾51-11
TEL 0779-88-0001

国内最大級の恐竜博物館。巨大な展示室に骨格標本や、大人もうなるレプリカの数々が所狭しと並んでいます。この博物館の展示物の豊富さ、内容の質の高さには思わず脱帽です。
  ◆越前大仏
〒911-0811
福井県勝山市片瀬50-1-1
TEL 0779-87-3300

勝山出身の実業家・多田清翁氏によって昭和62年に創建された大師山清大寺。大仏殿に鎮座する大仏の座高は、なんと奈良の大仏を超える17メートル。もちろん日本一の大きさを誇ります。


  ◆あわらの宿・八木
〒910-4104
福井県あわら市温泉4-418
TEL 0776-78-5000

創業120年の老舗旅館。今回こちらでいただいたのは、もちろん越前ガニのフルコース。やっぱり本場で食べるカニは違う!と一同大・大・大満足でした。今回のリョカ録の舞台はココ。おいしいものを食べた後で、気分もノリノリでした。

 
       
◆一乗谷朝倉氏遺跡
〒910-2153
福井県福井市城戸ノ内町
TEL 0776-41-2173

戦国大名・朝倉氏が100年余りにわたり支配した城下町跡。1573年、織田信長に敗れ滅亡するまで、最盛期には人口一万人を超える栄華を極めた。昭和42年に本格的な発掘調査が始まり、武家屋敷や寺院、町屋、道路に至るまで当時の町並みがほぼ完全な形で発掘された貴重な史跡。
  ◆三方五湖

美浜町と三方町にまたがる三方湖、日向湖、水月湖、菅湖、久々子湖の五つの湖の総称。それぞれ水質と深さが異なるため、晴れた日には五色に輝いて見えることから別名「五色の湖」と呼ばれている。今回は残念ながらあいにくのお天気でしたが、墨絵のような幽玄な景色を楽しめました。